初めてバンコクを訪れると、「空港から市内までどうやって行けばいい?」「BTSとMRTは何が違う?」「子ども連れなら電車とタクシーのどちらが便利?」など、移動について迷うことが多いのではないでしょうか。
バンコクには鉄道、地下鉄、バス、タクシー、配車アプリ、ボートなど多くの交通手段があります。さらに空港も2つあるため、初めて路線図を見ると少し複雑に感じるかもしれません。
しかし、バンコクの交通は基本的な使い分けさえ分かれば、それほど難しくありません。
ポイントはシンプルです。
荷物が少なくホテルが駅に近ければ鉄道、子ども連れ・大人数・大型スーツケースが多い場合はタクシーや配車アプリ。市内観光ではBTSとMRTを中心に利用し、駅から離れた場所だけGrabなどを組み合わせる。
この方法なら、初めてのバンコク旅行でも移動の負担をかなり減らせます。
この記事では、スワンナプーム国際空港(BKK)とドンムアン国際空港(DMK)からバンコク市内へのアクセスをはじめ、BTS、MRT、Airport Rail Link、SRT Red Line、タクシー、Grab、交通カード、深夜・早朝の移動方法まで詳しく紹介します。
料金・運行情報について
本文の料金はタイバーツ(THB)で表記しています。料金、始発・終電、運行間隔、乗り場などは2026年10月時点の情報を基準としています。変更される場合があるため、旅行前には各交通機関の公式サイトやアプリで最新情報をご確認ください。
バンコクの交通は「2つの空港」を確認することから
バンコクに到着する前に、まず確認しておきたいのが航空券に記載されている空港コードです。
バンコクの主要空港は次の2つです。
- BKK:スワンナプーム国際空港
- DMK:ドンムアン国際空港
名前が違うだけではなく、市内へのアクセス方法も異なります。
スワンナプーム国際空港にはAirport Rail Linkが接続しています。
一方、ドンムアン国際空港では同じAirport Rail Linkは利用できません。こちらではSRT Dark Red Line、A1~A4空港バス、タクシー、配車サービスなどを利用します。
バンコク市内では、さらに次の交通機関を使い分けます。
- BTSスカイトレイン
- MRT
- Airport Rail Link
- SRT Red Line
- 路線バス
- メータータクシー
- Grabなどの配車サービス
- チャオプラヤー川のボート
ここで覚えておきたいのが、すべての交通機関が1つの運賃・乗車券システムで統一されているわけではないということです。
交通カードについても、1枚ですべての鉄道に乗れるとは限りません。
バンコクの交通手段を比較
| 交通手段 | 料金目安 | 特徴 | 向いている旅行者 |
|---|---|---|---|
| Airport Rail Link | 15~45THB | 渋滞を回避できる | BKK到着・荷物が少ない |
| BTS | 区間別運賃 | 中心部の移動に便利 | サイアム・スクンビット |
| MRT | 区間別運賃 | 旧市街にも便利 | 中華街・王宮周辺 |
| SRT Red Line | 12~42THB | DMKにアクセス可能 | ドンムアン利用 |
| DMK空港バス | 30~50THB | 非常に安い | 節約重視 |
| メータータクシー | メーター制 | ドア・ツー・ドア | 家族・荷物が多い |
| Grabなど | アプリ表示料金 | 目的地指定が簡単 | 家族・深夜 |
| ボート | 路線別 | 道路渋滞を回避 | リバーサイド観光 |
家族旅行なら「1人分」ではなく合計料金で比較
4人家族なら、電車1人分の料金とタクシー1台の料金を比較しても意味がありません。
鉄道なら4人分の料金に加え、BTSやMRTへの乗り換え料金、さらに最寄り駅からホテルまでの移動が必要になる場合があります。
最終的な合計金額と乗り換え回数を確認すると、タクシーとの差が思ったほど大きくないこともあります。

スワンナプーム空港からバンコク市内への行き方
スワンナプーム空港からバンコク市内へ移動する代表的な方法は次の4つです。
- Airport Rail Link
- 空港公式タクシー
- Grab
- 事前予約の空港送迎
荷物が少なく、ホテルがBTS・MRT駅の近くにあるならAirport Rail Linkが便利です。
一方、小さな子どもがいたり、大型スーツケースを複数持っていたりする場合は、ホテルまで直接移動できるタクシーや配車サービスの方が快適です。
Airport Rail Linkで市内へ
Airport Rail Linkは、スワンナプーム空港から道路渋滞を避けてバンコク中心部へ移動できる空港鉄道です。
SuvarnabhumiからPhaya Thaiまで8駅を結んでいます。
旅行者にとって特に重要なのがMakkasanとPhaya Thaiです。
Airport Rail Linkの料金
- Suvarnabhumi → Makkasan:35THB
- Suvarnabhumi → Phaya Thai:45THB
- 全区間の運賃:15~45THB
所要時間
SuvarnabhumiからPhaya Thaiまでは約27~30分が目安です。
道路を走らないため、朝夕の渋滞時間でも移動時間を予測しやすいのが大きなメリットです。
運行時間
おおむね5:30頃~24:00頃まで運行し、時間帯によって約10~15分間隔が目安です。
2026年10月時点の情報です。旅行前に最新の公式時刻表をご確認ください。
スワンナプーム空港のAirport Rail Link乗り場
入国審査、スーツケースの受け取り、税関を終えたら、空港内のAirport Rail Linkという案内表示を探します。
駅はメインターミナルの地下B1階です。
利用方法
- 到着ロビーからAirport Rail Linkの表示を探す
- エスカレーターなどでB1階へ移動
- 目的地までの乗車券を購入
- 市内方面の列車に乗車
- MakkasanまたはPhaya Thaiで下車
- BTS・MRT・タクシーなどでホテルへ移動
MakkasanとPhaya Thaiはどちらで降りる?
サイアム・パヤタイ方面
Phaya Thaiまで乗車するのが分かりやすいでしょう。
Phaya ThaiではBTSに接続できるため、サイアム周辺やBTS沿線へ移動しやすくなります。
アソーク・スクンビット方面
Makkasanで下車し、Phetchaburi MRTへ移動するルートを利用できます。
ただし、Airport Rail LinkとMRTが同じホームで直接接続しているわけではありません。
連絡区間を歩く必要があるため、バックパックなら問題なくても、大型スーツケースと子どもを連れている場合は負担を感じることがあります。
Airport Rail Linkのメリット
- 運賃が安い
- 道路渋滞の影響を受けない
- 所要時間を予測しやすい
- Phaya ThaiでBTSに接続できる
- MakkasanからMRT方面へ移動可能
デメリット
- ホテルまで直接移動できない
- BTS・MRTへの乗り換えが必要な場合がある
- 大型荷物が多いと移動が大変
旅行者向けポイント
家族旅行では45THBというAirport Rail Linkの料金だけで判断しないことが重要です。家族全員分の鉄道料金、乗り換え、ホテルまでの徒歩距離を合計してからタクシーと比較しましょう。
スワンナプーム空港からタクシー
子ども連れや大型荷物がある場合、空港公式タクシーは非常に分かりやすい選択です。
タクシー乗り場
メインターミナル1階、Gate 4~7付近のPublic Taxiエリアへ移動します。
利用方法
- 入国審査と荷物受け取りを済ませる
- 1階へ移動
- Public Taxiの案内を探す
- 整理券を受け取る
- 指定されたタクシーレーンへ移動
- ホテルの住所や地図をドライバーに見せる
タクシー料金
一般タクシーは車種などによって35THBまたは40THBからスタートし、その後はメーター料金で計算されます。
空港から利用する場合には50THBの空港追加料金があります。
高速道路を利用すると通行料が別途必要です。
また、荷物のサイズや個数によって追加料金が適用される場合があります。
そのため、スワンナプーム空港からバンコク中心部までの料金を一律の固定価格として考えない方がいいでしょう。
ホテルの場所、渋滞、高速道路の利用などで最終料金は変わります。
運行時間
公式Public Taxiは24時間利用可能です。
メリット
- ホテルまで直接移動できる
- 子ども連れに便利
- 大型スーツケースがある場合に楽
- 深夜・早朝でも利用可能
デメリット
- 道路渋滞の影響を受ける
- 高速道路料金が追加される場合がある
- 人数と荷物が多いと普通車では収まらない場合がある
旅行者向けポイント
到着ロビーで車の利用を勧められても、急いで決める必要はありません。空港内のPublic Taxi表示に従って公式乗り場へ移動するのが最も分かりやすい方法です。
スワンナプーム空港でGrabを利用する方法
言葉の心配を減らしたいならGrabは便利です。
アプリでホテルを目的地として設定できるため、住所を口頭で説明する必要がありません。
Grabの乗り場
スワンナプーム空港では、メインターミナル1階 Gate 4付近の指定乗車エリアを利用します。
利用方法
- 旅行前にアプリをインストール
- 電話番号認証を完了
- 到着後にモバイル通信を接続
- ホテルを目的地として入力
- 車種・料金・待ち時間を確認
- アプリが指定するPickup Pointへ移動
- ナンバープレートを確認して乗車
Grabの料金
Grabの料金は固定ではありません。
- 目的地
- 時間帯
- 天候
- 需要
- 渋滞
- 車種
- ドライバー数
などによって変動します。
そのため、過去のブログに記載された料金よりも、実際に予約するときにアプリへ表示される料金を基準にしましょう。
運行時間
スワンナプーム空港のGrab指定乗車サービスは24時間利用できます。
旅行者向けポイント
4人+大型スーツケース3~4個なら、定員だけではなくトランクの大きさも確認してください。必要であれば大きめの車両カテゴリーを選びましょう。
スワンナプーム空港送迎サービス
幼児連れ、シニアとの旅行、深夜到着などでは、事前予約型の空港送迎も便利です。
予約するときは料金だけでなく、以下を確認してください。
- 高速道路料金を含むか
- 車両サイズ
- 無料待機時間
- フライト遅延への対応
- 空港の待ち合わせ場所
- チャイルドシート
- 荷物制限
- 深夜追加料金の有無
旅行者向けポイント
フライト番号を予約時に登録できるサービスを選ぶと、到着が遅れた場合にも対応しやすくなります。
スワンナプーム空港からバス
スワンナプーム空港から市内へ向かうバスもあります。
旧市街方面へ移動する場合はS1バスが候補となり、Sanam Luangやカオサンロード方面へ向かう際に便利です。
料金は60THBが目安です。
ただしバスは道路渋滞の影響を受けます。
初めての家族旅行ならAirport Rail Linkやタクシーを先に比較し、宿泊先がS1のルートと合う場合に検討するといいでしょう。
運行ルート・時間は変更されることがあるため、利用当日の公式情報をご確認ください。
ドンムアン空港からバンコク市内への行き方

ドンムアン空港からバンコク市内へ移動するときは、スワンナプームとは別に考える必要があります。
主な交通手段は、
- SRT Dark Red Line
- A1~A4空港バス
- 公式タクシー
- Grabなどの配車サービス
です。
ドンムアン空港からSRT Dark Red Line
道路渋滞を避けたい場合に便利なのがSRT Dark Red Lineです。
Don Mueang駅からKrung Thep Aphiwat方面へ移動し、MRTなどへ乗り換えて中心部へ向かいます。
料金
2026年10月時点では、
Don Mueang → Krung Thep Aphiwat:大人33THB
が目安です。
Red Lineの大人運賃は距離によって12~42THBです。
運行時間
Red Lineは早朝から深夜0時頃まで運行します。
Krung Thep AphiwatからRangsit方面では5時台から列車があり、時間帯によって運行間隔が異なります。
Don Mueang駅の正確な始発・終電は方向によって異なるため、利用当日は公式時刻表を確認してください。
利用方法
- 空港でSRTまたはRed Lineの表示を探す
- 連絡通路を通ってDon Mueang駅へ移動
- Krung Thep Aphiwat方面へ乗車
- Krung Thep Aphiwatで下車
- MRTなどへ乗り換える
メリット
- 道路渋滞の影響を受けにくい
- 安い
- 移動時間を予測しやすい
デメリット
- 多くのホテルには直接行けない
- 市内で乗り換えが必要
- 大型スーツケースが多い場合は不便
旅行者向けポイント
スクンビットのホテルへ向かう家族なら、Red LineとMRTを乗り継ぐ方法と、空港から直接タクシーで行く方法の両方を比較してください。
ドンムアン空港バス A1・A2・A3・A4
ドンムアン空港のバスは、目的地とルートが合えば非常に便利です。
| 路線 | 主な方面 | 料金 |
|---|---|---|
| A1 | Mo Chit・BTS/MRT接続 | 30THB |
| A2 | Victory Monument | 30THB |
| A3 | Pratunam・Ratchaprasong・Lumpini | 50THB |
| A4 | Khao San・Sanam Luang | 50THB |
A1
Mo Chit方面へ移動し、BTSやMRTへ乗り換えたい場合に便利です。
A2
Victory Monument周辺へ向かう場合に利用できます。
A3
Pratunam、Ratchaprasong、Lumpini方面に便利です。
A4
Khao San RoadやSanam Luang周辺に宿泊する場合に使いやすい路線です。
メリット
- 30~50THBと安い
- 予約不要
- ルートによっては乗り換えを減らせる
デメリット
- 道路渋滞の影響を受ける
- 荷物が多い場合は不便
- バス停からホテルまで追加移動が必要なことがある
旅行者向けポイント
A1が最も安いからといって、必ずA1を選ぶ必要はありません。Khao San周辺ならA4のように、最終目的地に近い路線を選ぶ方が楽です。
運行時間・乗り場は変更される可能性があります。
2026年10月時点の情報を基準とし、利用当日に最新の空港・バス運行情報をご確認ください。
ドンムアン空港からタクシー
家族や大きなスーツケースがある場合、ドンムアンでもタクシーは便利です。
国際線の場合は、Terminal 1・1階 Gate 8付近の公式Taxi-Meterサービスを確認してください。
料金
通常のメーター料金に空港追加料金50THBが加算されます。
有料道路を利用する場合は通行料金も必要です。
荷物のサイズや数量によって追加料金が発生する場合があります。
運行時間
公式Taxi-Meterサービスは24時間利用できます。
旅行者向けポイント
子どもと大型スーツケースを連れている場合、Red LineとMRTを乗り継ぐよりも、タクシーでホテルまで直接移動した方が体力的にはかなり楽です。
BKKとDMKを移動する場合
スワンナプーム空港とドンムアン空港は離れた場所にあります。
条件を満たす乗り継ぎ利用者向けには空港間シャトルバスがあります。
ドンムアン側では国際線ターミナル1階Gate 6付近から利用でき、運行時間は05:00~24:00が基本です。
利用時には接続便の航空券や搭乗券などが必要になる場合があります。
空港間は道路を移動するため、渋滞の影響を受けます。
特に別々に購入した航空券でBKKとDMKを乗り継ぐ場合は、十分な時間を確保してください。
バンコクBTSの乗り方

市内観光で最も使いやすいバンコクの交通の一つがBTSスカイトレインです。
旅行者がよく利用するエリアでは、
- Siam
- Asok
- Phrom Phong
- Thong Lo
- Mo Chit
- Sala Daeng
- Saphan Taksin
などを結んでいます。
BTSの利用方法
- 目的地の駅を確認
- 進行方向の終点駅を確認
- 乗車券などを準備
- 自動改札を通る
- ホームで進行方向を再確認
運行時間
駅や方向によって始発・終電が異なります。
基本的には早朝から深夜0時前後まで運行します。
終電近くに利用する場合は「BTSは0時まで」とだけ覚えるのではなく、利用する駅から目的地方面への最終列車を確認してください。
BTSのメリット
- 渋滞の影響を受けない
- サイアム・スクンビット方面に便利
- ショッピングモールへのアクセスが良い
- 初めてでも比較的分かりやすい
デメリット
- ホテルが駅から遠い場合がある
- 子ども連れの場合は駅まで歩く距離が負担になる
- MRTとは別のシステム
旅行者向けポイント
乗り換え駅の名前が違うことがあります。Asok BTS ↔ Sukhumvit MRT、Sala Daeng BTS ↔ Si Lom MRTのような組み合わせを覚えておくと便利です。
バンコクMRTの乗り方
中華街や旧市街観光ではMRTが非常に便利です。
旅行者が利用することの多いBlue Lineには、
- Sukhumvit
- Si Lom
- Sam Yan
- Hua Lamphong
- Wat Mangkon
- Sam Yot
- Sanam Chai
- Chatuchak Park
などがあります。
MRT Blue Lineの運行時間
基本的な運行時間は06:00~24:00です。
平日の通勤時間帯には運行間隔が短くなり、それ以外の時間帯では少し長くなります。
最終列車は駅や方向によって違うため、深夜に利用する場合は駅ごとの時刻を確認してください。
観光に便利なMRT駅
Wat Mangkon
Chinatown観光に便利です。
Sanam Chai
Wat Phoや王宮周辺へアクセスしやすい駅です。
Sukhumvit
BTS Asok駅と接続しています。
Si Lom
BTS Sala Daeng駅へ乗り換えられます。
Chatuchak Park
Chatuchak Weekend Market方面へのアクセスに便利です。
旅行者向けポイント
BTSとMRTは別々の交通システムとして考えると分かりやすくなります。乗り換え時には改札を出て、それぞれの交通機関で利用できる方法で改めて乗車します。
Rabbit Cardは必要?
バンコク交通で特に混乱しやすいのがRabbit Cardです。
覚えておきたいポイントは簡単です。
Rabbit Cardは、バンコクのすべての公共交通機関を利用できる万能カードではありません。
BTSを頻繁に利用する旅行では便利ですが、MRTやAirport Rail Linkなどもすべて同じカードで利用できるとは限りません。

Rabbit Cardが便利な人
- BTSを1日に何度も利用する
- 数日以上バンコクに滞在する
- スクンビット・サイアム・シーロム周辺をよく移動する
- 毎回乗車券を購入する手間を減らしたい
必ずしも必要ではない人
- 滞在日数が短い
- Grabやタクシー中心
- BTSを1日1~2回程度しか利用しない
旅行者向けポイント
到着直後に家族全員分を購入する必要はありません。実際にどれくらいBTSを利用するかを確認してから決めても十分です。
カードの発行条件、チャージ、返金条件などは変更されることがあるため、購入時に最新情報を確認してください。
BTS One-Day Passはお得?
BTSを1日に何度も利用する予定ならOne-Day Passを比較してみる価値があります。
ただし、すべての旅行者にお得とは限りません。
その日の予定が、
- ほぼBTS沿線
- BTSを何度も利用
- MRTをあまり利用しない
- タクシーやボートの利用が少ない
という場合には使いやすくなります。
逆にBTSを2~3回しか使わず、途中でMRTやタクシーも利用するなら通常の乗車方法の方が合理的なことがあります。
購入当日に最新料金と適用区間を確認してください。
BTSとMRTはどちらが便利?
どちらか一方が優れているというより、目的地によって選ぶのが簡単です。
BTSが便利なエリア
- Siam
- Chit Lom
- Phloen Chit
- Nana
- Asok
- Phrom Phong
- Thong Lo
- Mo Chit
- Sala Daeng
- Saphan Taksin
MRTが便利なエリア
- Chinatown
- Wat Mangkon
- Sam Yot
- Sanam Chai
- Hua Lamphong
- Sukhumvit
- Si Lom
- Chatuchak Park
ホテル選びでは、BTSかMRTかだけでなく、駅からホテルまで実際に何分歩くかを確認してください。
地図では近く見えても、大きな交差点、歩道橋、ショッピングモールなどによって歩行距離が長くなる場合があります。
バンコクの暑さも考えると、家族旅行では特に重要です。
バンコクの路線バス
バンコクの路線バスは非常に安く、鉄道では行きにくい場所まで移動できるのが魅力です。
ただし、初めての旅行で必ず利用しなければならない交通手段ではありません。
利用するときは、
- 路線番号
- 乗車場所
- 降車場所
- 車両タイプ
- 運賃
- 道路状況
などを確認する必要があります。
初めてなら、BTS・MRTを中心にして、鉄道で行きにくい場所だけタクシーやGrabを組み合わせる方が簡単です。
旅行者向けポイント
地図上では徒歩15~20分に見えても、日中の暑さの中を子どもと歩くのは意外と大変です。駅から目的地まで離れている場合は、最後の1~2kmだけ車を利用するのもおすすめです。
チャオプラヤー川のボート
バンコクのボートは観光だけでなく、実際の移動手段としても便利です。
特に、
- Wat Arun
- Wat Pho
- 王宮周辺
- ICONSIAM
- Saphan Taksin
- Riversideエリア
などを訪れる場合に活躍します。
道路渋滞を避けながら移動でき、船からバンコクの街並みを楽しめるのも魅力です。
一方で、料金や営業時間、停車する船着場は路線やボートの種類によって異なります。
利用当日に乗り場の案内や最新時刻表を確認してください。
旅行者向けポイント
川の反対側にある観光地は地図では近く見えても、車では橋を渡るために大きく迂回する場合があります。リバーサイドを観光する日はボートも比較しましょう。
バンコクのタクシー利用方法
3~4人で移動する場合、タクシーは非常に実用的です。
人数分のBTSやMRT料金を合計すると、短距離ならタクシーとの差が小さくなることもあります。
タクシーの乗り方
- 空車のタクシーを探す
- 地図で目的地を表示
- メーター利用を確認
- 必要に応じて有料道路利用を確認
- 少額のタイバーツを準備
メリット
- 家族全員で一緒に移動できる
- ホテルや観光地の前まで行ける
- 暑い時間帯の徒歩を減らせる
- 荷物があるときに便利
デメリット
- 渋滞すると時間がかかる
- ドライバーとの意思疎通が必要な場合がある
- 場所や時間帯によっては乗車しにくいことがある
旅行者向けポイント
料金やメーター利用の条件が合わない場合は、その場で長く交渉するより、別のタクシーまたは配車サービスを探す方が簡単です。
Grab・Boltなどの配車アプリ
バンコクへ行く前に、少なくとも1つ配車アプリを準備しておくと便利です。
最大のメリットは必ずしも料金ではありません。
目的地を地図上で指定できるため、言葉の負担が少ないことです。
旅行前にしておくこと
- アプリをインストール
- 電話番号認証
- 支払い方法の設定
- カードの海外利用確認
- ホテルをお気に入りに登録
配車するとき
- Pickup Pinを確認
- 目的地を設定
- 車種・料金・待ち時間を確認
- ナンバープレートを確認
- 車両情報が一致してから乗車

ショッピングモールのPickup Pointに注意
CentralWorld、Siam Paragon、ICONSIAMなどの大型施設には複数の出入口があります。
施設名だけを指定すると、ドライバーと違う場所で待つことになりかねません。
アプリに表示される、
- Pickup Point
- Gate
- Entrance
- Zone
まで確認してください。
GrabとBoltはどちらが安い?
常に同じアプリが最安とは限りません。
料金は雨、時間帯、需要、ドライバー数、道路混雑などで変動します。
必要なタイミングで実際の料金と待ち時間を比較するのが最も合理的です。
旅行者向けポイント
家族旅行では最安料金だけでなく待ち時間も重要です。子どもが疲れている夜なら、少額を節約するために20~30分余分に待つメリットは小さくなります。
シーン別おすすめのバンコク交通
1人旅・荷物が少ない
Suvarnabhumi → Airport Rail Link → BTS/MRT
安く、渋滞も避けやすい方法です。
ドンムアン到着・荷物が少ない
SRT Dark Red Line → MRT
鉄道沿線のホテルなら便利です。
家族旅行+大型スーツケース
空港 → 公式タクシーまたは配車サービス → ホテル
乗り換えを減らすメリットが大きくなります。
サイアム・スクンビット観光
BTSを中心に利用し、必要な区間だけタクシーやGrab
中華街・旧市街観光
MRT+徒歩+必要に応じてボートまたはタクシー
深夜到着
鉄道運行終了後なら、公式タクシー、Grab、事前予約送迎などを利用します。
バンコク交通で注意したいこと
1. BKKとDMKを間違えない
航空券の空港コードを必ず確認してください。
BKK=Suvarnabhumi Airport
DMK=Don Mueang Airport
特に帰国・出発日は前日にもう一度確認しておきましょう。
2. すべての鉄道で同じ乗車券が使えるとは限らない
BTS、MRT、Airport Rail Link、SRT Red Lineは、それぞれ利用できる乗車方法を確認する必要があります。
3. 終電ギリギリの予定を組まない
「24時頃まで運行」という情報だけを見て、23:59に駅へ行けば乗れると考えないようにしましょう。
最後の列車は駅と方向によって異なります。
4. バンコクの渋滞を考慮する
5km程度の短い距離でも、交通状況によってはかなり時間がかかります。
朝夕の渋滞時間帯はBTSやMRTの方が到着時間を予測しやすくなります。
5. 車を予約するときは荷物も確認
4人乗れる車でも、大型スーツケース4個が入るとは限りません。
空港送迎では乗車人数だけでなく荷物の数も基準に車種を選びましょう。
6. 子連れで乗り換えを増やしすぎない
数十THBを節約できても、そのために階段、乗り換え、長い連絡通路、暑い中の徒歩移動が追加されるなら、必ずしも良い選択とは限りません。
家族旅行では料金と同じくらい移動の簡単さが重要です。
バンコク交通FAQ
スワンナプーム空港から市内へのおすすめは?
荷物が少なくホテルが駅の近くならAirport Rail Linkが便利です。
子ども連れや大型スーツケースが多い場合は、タクシーまたはGrabの方が快適です。
スワンナプーム空港からPhaya Thaiまでの料金は?
Airport Rail Linkで45THBです。
所要時間は約27~30分が目安です。
ドンムアン空港にAirport Rail Linkはある?
ありません。
ドンムアン空港ではSRT Dark Red Lineを利用できます。
Don MueangからKrung Thep Aphiwatまでいくら?
2026年10月時点では大人33THBが目安です。
ドンムアン空港バスはいくら?
- A1:30THB
- A2:30THB
- A3:50THB
- A4:50THB
運行時間は変更されることがあるため、利用当日に最新情報を確認してください。
Rabbit CardだけでBTSとMRTの両方に乗れる?
Rabbit Cardをバンコクのすべての交通機関に対応する万能カードとして考えない方がいいでしょう。
BTSを頻繁に利用する場合に便利なカードとして考えると分かりやすくなります。
家族旅行でおすすめの交通手段は?
シンプルなのは次の組み合わせです。
空港⇔ホテル:タクシー・Grab
バンコク中心部:BTS・MRT
駅から遠い場所:タクシー・Grab
ホテルがAirport Rail LinkやBTS駅のすぐそばにあり、荷物も少なければ空港から鉄道を利用するのも便利です。
バンコク旅行・出発前交通チェックリスト
- 利用空港がBKKかDMKか確認
- ホテルの英語住所を保存
- ホテル位置を地図アプリに保存
- 最寄りBTS・MRT駅を確認
- Grabなど必要な配車アプリをインストール
- 電話番号認証を完了
- 利用可能な決済手段を準備
- 少額のタイバーツを準備
- 大型スーツケースの個数を確認
- 人数と荷物に合った車種を選ぶ
- Airport Rail Linkの最新時刻を確認
- BTS・MRTの終電を確認
- Don Mueang空港バスの最新情報を確認
- 早朝便ならタクシー・送迎を事前に計画
- 出発前日に空港コードを再確認
まとめ|初めてのバンコクは鉄道とタクシーを使い分ける
一見複雑そうなバンコクの交通ですが、すべての交通機関を覚える必要はありません。
Suvarnabhumi Airportからは、まずAirport Rail Linkとタクシー・Grabを比較しましょう。
Don Mueang Airportでは、荷物が少なければSRT Dark Red Lineや空港バスが便利です。一方、家族旅行や大型スーツケースがある場合にはタクシーや配車サービスの方が移動をシンプルにできます。
市内に入ったら、BTSとMRTを基本にし、駅から離れた場所だけタクシーやGrabを利用するのが効率的です。
Wat ArunやWat Pho、王宮などリバーサイドを観光するときはボートも加えると、道路渋滞を避けながら移動できます。
そして、家族旅行では最安料金だけで交通手段を決めないことが重要です。
人数、荷物、乗り換え回数、徒歩距離、到着時間、道路渋滞をまとめて考えること。
少し料金が高くても、長いフライトの後にホテルまで直接行ける方が快適なことは少なくありません。
最後に、旅行前には利用空港がBKKなのかDMKなのかをもう一度確認し、鉄道の始発・終電や空港バスの運行情報も最新のものを確認しておきましょう。
この基本さえ押さえておけば、初めてのバンコクでも移動はずっと簡単になります。
